今日は師匠 「山元 優」さんのブログから。
ある日の記事です。
ちょっと前に気づいたことがある。
早期にお金を稼いで退職することを
「ファイヤー」という。
そして解雇されて職がなくなることも同じく
「ファイヤー」(解雇する)という。
ちょっと探したら、良い意味も悪い意味も
全く同じ言葉を使っていることが案外多い。
日本に限らず英語でもそう。
なぜ僕らは仕事をしてお金を稼ぐのか。
それはお金を稼がなくても
生きていける状態を目指すため。
仕事をしなくてもよいように、
仕事をしている。
例えば武術だって、極めるほどに
敵がいなくなり、結果戦いがなくなる。
戦いをしなくて済むように、
戦いを学ぶ。
お金稼ぎだってお金のことを考えなくても良いように
お金を自分の世界から消すために、
お金稼ぎを学ぶのである。
すっごい矛盾してるよね(笑)
だけど現実がこれ。
ここから学べる事はたくさんある。
まず、最終行きつく先は、
お金を考えなくても済む世界に行くことだっていうこと。
値段を見ずに買い物したり、
良いなと思う車や乗り物を手にしたり..
ある程度のものを手にしてしまったら
別に新しく欲しいものなんてのはなくなる。
普通に毎日好きなことをして、
好きな食べ物を食べて、大事な人と時間を過ごして..
それで正直お金なんて月30万円もあれば十分。
今の足りてないと思う自分に、
結局戻ってくるのである。
だから一つは思いっきりお金を稼ぐ
世界に羽ばたいて挑戦することもひとつ。
だけどもう一つの手段としては、
余計なものを欲しがらずに、今の自分でも足りているということを
知ることもできる。
ぶっちゃけ僕は、ある程度のことを
経験させていただいたからこれを言えるけども、
皆さんはどうだろうか?
少なくとも、言えるのは、
お金がないから不幸せだ。って考えることは
一番間違っているってこと。
ビジネスをやるのは大いに良いと思うけど、
お金が稼げてないから今の自分はダメだ、
なんて思うのは本当にダメ。
お金が稼げていても、稼げてはまだいないけど
楽しいしやりがいがあると思えるものじゃなきゃダメだと思う。
だって行き着く先には、
お金のことを考えなくても済む世界なんだから。
結果の良し悪しだけど自分の感情や大事な人生の時間を
無駄にしてしまうのは本末転倒なんだと思う。
無我の境地
と仏教では呼ぶのだけれど、
結局世の中のもので自分のものなんてものはない。
体でさえ、いつかは病気に負けて死んでしまう。
持っている服も車も、貯金も何もかもが
いつかは自分のものじゃなくなるから、
僕らは本来自分のものなんて一つもない
ってのがこの考え方。
結局、ビジネスも行きついた先には
何もない世界に行くんだと思う。
だから、結果の良し悪しじゃなくて
やりがいとかやりたいという気持ちとか、楽しさとか
今だから感じれることがたくさんある。
そういったものを大事にして欲しい。
お金をたくさん稼いで、たくさんの人に
施しをできるようになるのならそれもいいし、
自分のペースで稼いで
ストレスなく楽しい人生をいきれるのなら
それも一つだと思う。
結局、心の平安が一番のことなんだと。
いつか自分が死んでも、どうせ忘れられて
また世界は続いていくんだから、
今どうしてもしがみついているものがあっても
それだってあなたが無理してまでしがみつかなきゃいけない
ものじゃないかもしれない。
良いも悪いも、常に平穏な気持ちで
楽しくやりがいを持って毎日を過ごしていきましょう。
それが一番大事。
以上です。ここまでが山元さんの記事。
僕はこの記事がとっても好きで、本当にそうだよなって
思えると同時に、
忘れてはならない大事なことだと思います。
あなたはどう感じましたか?
あなたの心に温かい何かがもたらされたら幸いです(^^)